第8回:一般人が制度について知りたい時に、まず見に行く情報源のこと〜「性交同意年齢」の問題意識から

ここ数日Twitterで話題になった「性交同意年齢」について情報収集していた時に、気になったことを書きました。(写真は本題とは関係ありません)
髙崎順子 2020.12.21
サポートメンバー限定

 みなさん、こんにちは!

 12月もあっという間に終盤ですね。いかがお過ごしでしょうか? 慌ただしく、ものすごい勢いで過ぎてしまうこの月を「師走」と名付けた人のセンスに毎年毎年感心してしまいます。

 フランスの12月はずばり、ノエル(クリスマス)に全集中まっしぐらの月です。クリスマスは1年のクライマックスともいえる一大行事。12月24日の夕食・25日の昼食で、着飾って家族と集い、大御馳走を食べ、大人も子どももプレゼント交換をします。12月が始まった途端、その二日間に向けてカウントダウンが始まり、飾り付けやプレゼントの支度には11月下旬から着手する人も。小売店は年間売り上げの2~3割をこの時期に依存し、クリスマス晩餐の定番であるフォアグラに至っては、年間売り上げの75%が11月・12月に集中しているとのこと。年越しにもぱーっと騒ぐパーティがありますが、クリスマスの重要度は比較になりません。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、6922文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
「フランスでは薬局に行ったら、未成年は無料でピルをもらえる」ってホント?
読者限定
父親育児のこれまでと今
サポートメンバー限定
子どもが不登校になった時 〜 フランスの当事者団体が作成するロードマップ
サポートメンバー限定
夏休み、気づきと響きのご報告
サポートメンバー限定
暑中お見舞い申し上げます
サポートメンバー限定
「一人目のハードル」から支援する~フランスの家族政策、歴史的な転換点
サポートメンバー限定
「子どもが増えたら減る式」の所得税減税で「優遇」される「富裕層・高所得者層」はどれだけいるのか ~ ...
サポートメンバー限定
ジェンダーギャップ指数ランキング1位、アイスランド大統領のお話